IM Logic

by Kanabo Consulting Inc. on April 1st, 2003

IMlogic Inc.(アイエム・ロジック)

■創設時期: 2001年

■ステータス: 未公開企業

■所在地: 265 Winter Street, Suite 301 Waltham, MA 02451

■連絡先: Tel (781) 902-2500 Fax (781) 902-2510

■URL: www.imlogic.com

■従業員数:30名(2003年第1四半期現在)

■売上実績など:第2ラウンドでの調達資金をきっかけに、同社では近々、収益黒字に転じるものと予測している(2003年第1四半期現在)。

■経営陣:Francis deSouza(CEO)、Jim Drill(VP Sales and Business Development)、Elena Grinev(VP Client Services)、 Jim Kelliher(CFO)、Milan Shah(VP Engineering)、Jon Sakoda(Director of Products)

■最近の資金調達状況:2002年4月の第1ラウンドではGeneral Catalyst Partners、Kodiak Venture Partners より$375万を調達。今年1月、Venrock Associatesのリードによって完了した第2ラウンドでは$1400万を確保。同ラウンドには、上記の投資企業に加え、新たにGoldman Sachsも参加した。IMlogic社長によると、今回の投資は販売力、サポート機能、マーケティングの強化に向け運用していく方針である。

■提携先:2002年はパートナーシップの構築に取り組んだ1年であった。その結果、MicrosoftをはじめIBM、Yahoo!、Reuters各社との間で提携関係を確立。2003年に入ってからはJabberとの間でもベンダ契約を結んでいる。

■事業概要と保有技術の特徴: Flash Communications(1998年にMicrosoftが買収)の創設者としても知られるFrancis deSouza氏がボストンを拠点に起ち上げた企業で、法人向けにインスタントメッセ-ジング(以下:IM)ソフトウエアを提供している。主力製品のサーバソフトウエア「IM Manager」は、SEC(Securities and Exchange Commission:米証券取引委員会)やNASD(National Association of Securities Dealers:全米証券業者協会)、HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act:医療情報の取り扱い等を定めた法案)など政府機関が設けた基準や規則に準拠しており、企業におけるIM利用の安全性確保、監視、報告機能を実行するものである。企業のファイヤーウォール内部に設置する同ソリューションは次に挙げる4つのモジュールで構成されている:①Proxy-インターネットを経由する全てのIMトラフィックに対し、リアルタイムでポリシーを適用するプロキシとして機能、②Web Application -ウエブを利用したコンプライアンス、制御、報告、セキュリティ各機能の管理、③Capture Agent – 企業内に設置されたIMサーバを通じて送信されたメッセージの記録、④Service – IM Manager ProxyおよびIM Manager Capture AgentよりXMLを解析し、SQL Server 2000データベース内にメッセージを保管する機能。保存されたログファイルをサードパーティのIMプロバイダから取り込んだり、IMアーカイブをサードパーティのDBまたはストレージソリューションに出力することもできる。同社ではクライアントアクセス・ライセンス方式を採用し、各企業の利用者数によって価格を決定。顧客ベースはMerrill LynchやBear Sternsなどフォーチュン100社をはじめ中規模の金融機関を中心に拡大しており、利用者数は2003年1月で10万人強を記録した。米国内では特に、ウォール街でその地盤を固めつつある製品で、AOL Instant Messenger、MSN Messenger、Yahoo! Messenger、 Microsoft Exchange 2000 IM、Lotus Sametime、Reuters Messaging、Jabber Communications Platformなど一般の主要なIMネットワークおよびエンタープライズIMサーバに対応している。

■競合他社について:直接的な競争関係にあるFaceTime Communicationsは、近年、ウォール街の大手ストレージブローカLegato Systemsと提携契約を締結。FaceTime Communicationsの説明によると、昨年中に成立した契約は50件にのぼり、米国の大手銀行のうち6行を顧客として抱えている。また、Bank of Americaのリードによる最新のラウンド(2003年11月完了:調達額は未公表)も含め、現在までに調達した資金は総額$4000万を上回る。IMlogicと同様IBM、Network Associates、Reuters、Microsoft、 KVS各社との提携事業に取り組むなど、パートナーシップの構築に積極的である。


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