Mu Security(ムー・セキュリティ)
■設立年:2005年3月
■ステータス:未公開企業
■所在地:1153 Bordeaux Drive, Suite 102 Sunnyvale, CA 94089
■連絡先:Tel:866-276-4640/Fax:408-329-6317(海外からのFaxは408-329-6330)
■URL: www.musecurity.com
■社員数:20名(2006年1月現在)
■主な経営陣: Ajit Sancheti(共同設立者およびCEO)、Kowsik Guruswamy(共同設立者およびCTO)、Joe Furgerson(VP of Strategy)、Kishore Seshadri(VP of Product Management)。共同設立者の両名は、過去に侵入検知および防御技術を専門とするOneSecure社も共同で起ち上げ、成功に導くなどセキュリティ業界に精通した人物である。このOneSecure社では、総額9,200万ドルのベンチャー投資を確保し、2002年にNetScreen社へ売却。その後、Juniper Networksがこれを買収した。社名のMuは、プロトコルにおける変異(Mutation)の分析方法に由来する。
■最近の資金調達状況: 2006年1月、Accel PartnersおよびBenchmark CapitalよりシリーズAにて400万ドルを調達。このベンチャー投資を契機に、Accel PartnersのPeter Wagner、Ping Liの両氏、Benchmark CapitalからはAlex Balkanski氏が取締役会に在籍することになった。この他、David Flynn氏(NetScreen Technologies Inc.の前VP of Marketing)、共同設立者のSancheti氏、CTOを務めるGuruswamy氏も参加している。
■事業概要および製品の特長: IPベースの製品、アプリケーションにおける脆弱性を検知し、製品の開発段階でそれらを排除する技術を開発。相互接続された複雑なプロトコルの変異段階において、先天的な攻撃パターンを模倣する独自のProtocol Spideringエンジンは、ハッカーのように機能しながら、約600万もの攻撃パターンで脆弱性を発見する。このProtocol Spideringエンジンを基盤とする「Mu-4000 Security Analyzer」は、開発環境においてネットワーク機器に関する未知の脆弱性を検知、監視、報告するセキュリティアナライザーである。同製品では、既知の脆弱性ではなく、プロトコルにおける潜在的かつ未知の脆弱性を主な検査対象とする点で差別化を図っている。このため、ベンダでは自社製品の製造過程における品質検証(セキュリティ面での欠陥検出)、導入先の企業ユーザにおいては、技術問題の特定手段、SIer各社でもネットワーク機器の選択を目的としたセキュリティテストとして利用が可能。
■販売価格: 「Mu-4000 Security Analyzer」:2005年の第4四半期に一部のユーザ向けに販売開始した後、2006年4月より最低価格3万5,000ドルで市場出荷。価格は、選択するプロトコルの数に応じて異なる。
■業界での評判など:
-2006年6月:東京で開催のInteropにて、同社製品は「Best of Show」の最終製品にノミネートされた。
-2006年4月:Network World誌より「注目のベンチャー企業10社」に挙げられた。
Mu Security
by Kanabo Consulting Inc. on June 1st, 2006
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