PureWire

by Kanabo Consulting Inc. on April 1st, 2009

Purewire(ピュアワイヤ)

■技術の分野:セキュリティ(SaaS)

■ステータス:未公開企業

■社員数:20名(2008年11月現在)

■所在地:14 Piedmont Center NE Suite 850, Atlanta, GA, 30305

■URL: www.purewire.com

■主な経営陣 アトランタ州を拠点とするセキュリティ技術の専門企業CipherTrust社 (2006年にSecure Computing社が約3億ドルで買収)で経営幹部を務めていた Mike Van Bruinisse氏(社長兼COO)、Dr. Paul Judge(CTO)、Mark Caldwell氏(VP Sales)が 2007年に共同で設立。会長兼CEOのSteve Raber氏をはじめBrad McArthur氏(VP Operations)、 Mary Catherine Petermann氏(VP Marketing)などが率いる。

■最近の資金調達状況 2007年11月、175万ドルのシード資金を調達。翌年7月には、Thomas Noonan氏、Caleb Sima氏、 Sig Mosley氏などのエンジェル投資家を主体に200万ドルを受けた。続く8月、さらに100万ドルを 調達し、総額475万ドルの資金を確保している。最新のラウンドで調達した資金は、データセンターの 拡張、エンジニアリング分野への投資、販売およびマーケティング活動の促進に向けて運用する方針。 取締役員に就任したNoonan氏は、Internet Security Systems社を10億ドルを越える高額でIBM社へ 売却するなど、特にアトランタ州におけるセキュリティ業界では、知名度が高い。同じく役員として 在籍するSima氏も、自身が設立したSPI Dynamics社を約1億ドルでHP社に売却しており、同業界で 幅広い経験を持つ。同社は、InterSouth Partners、Imlay Investments、State of Georgia Seed Fund等 の投資機関や個人投資家などからも財務支援を受けている。

■事業および技術概要 Facebook等のソーシャルネットワーキングサイトやウェブアプリケーション(Twitter、Flickr等)、 電子商取引サイト(Craigslist、eBay等)に対する高い人気に伴い、エンドユーザへの脅威も増加の 一路を辿っている。同社では、こうした状況に対応するよう、インターネット利用におけるセキュリティ、 性能、制御能力の強化を求める中規模からエンタープライズクラスの企業に焦点を当てたソリューションを提供。 SaaSによってSecure Web Gatewayとして展開される同社のWeb Security Serviceは、企業ネットワークと インターネットの間に置かれ、ビジネスに不可欠なウェブ利用において、ユーザを保護するもの。 アウトバウンドのウェブトラフィックに関しては、安全性と規制遵守について審査すると同時に、不正な プログラムや信用できないユーザに対するレスポンストラフィックの分析を実行。管理者側では、直感的な ウェブインターフェースを利用し、同社サービスの監視、管理ができる。

Purewire Reputation:膨大な手作業によるウェブサイトの分類化を基本とする従来の URLフィルタリング技術に対し、このPurewire Reputationは、プロキシの一環としてリアルタイムで 動作するため、ウェブページ上で関連性のあるコンテンツに基づき、動的にサイトの分類化をほぼ即時で実行。

Purewire Sandbox:Purewire Web Security Serviceに統合された技術で、スクリプトを利用した攻撃から ウェブブラウザを保護する。高度な経験則と解析機能により、ゼロアワー攻撃やウェブを利用した他の マルウエアが、企業ネットワークへ到達する前に完全防御を行う。同技術は、署名による抗ウィルスエンジン、 オブジェクト指向のアンチマルウエアエンジンで補完されている。

Purewire Webcelerator:様々なセキュリティ分析の実行中にあっても、インターネットの速度を維持する アクセラレーション技術(特許申請中)。Collaborative Caching(ひとりのユーザが、あるウェブサイトを 訪問した際、社内の全利用者が、そのセッションからのキャッシュを利用できる)、 Byte Caching(圧縮アルゴリズムを利用し、企業ネットワークとPurewire Web Security Serviceの間を 移動するデータ量を縮小する)、Local Caching(企業ネットワークにおいて利用頻度の高いセーフオブジェクトを ローカルに保存し、アクセス時間の削減を図る)等の要素を含む。

■主な特長および導入におけるメリット 同社では、自社技術・サービスについて、以下の特長とメリットを挙げている:

1.既存のURLフィルタリング技術に対し、40%以上の経費削減を実現。

2.SaaS:設備投資を運用経費へと転換させることで、支出予算を抑制。

3.ウェブを利用した、マルウエア攻撃への保護機能により、URLフィルタリング技術を超える セキュリティ能力の強化。

4.ノートブックPCや携帯機器などを通じた遠隔地からのウェブ利用者を保護・制御。

5.社員によるウェブ、ファイル転送、アプリケーションの利用状況を可視化すると同時に管理も可能。

■将来展望 米Gartner社の調査結果によると、セキュリティサービス市場は、2006年の30億ドルから2012年には 60億ドル近くに到達するものと予測されている。セキュリティ市場への関心が一層高まる中、同社では、 法人向けのソリューションに焦点を絞ったソリューションをSaaSのビジネスモデルで展開。また、 経営手腕だけではなく、同分野に精通した人物らが経営にあたっており、Thomas Noonan氏をはじめ Caleb Sima氏、Sig Mosley氏等 Noonan氏や Mosley氏などセキュリティ業界では有名な投資家らが 期待を寄せている。


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