Slack
by Kanabo Consulting Inc. on August 18th, 2014

Slack(スラック)
■技術の分野:エンタープライズソフト
■ステータス:未公開企業
■設立年:2009年
■社員数:75名(2014年8月現在)
■所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ市
■URL:https://slack.com/
■主な経営陣
Stewart Butterfield氏(共同設立者および社長)、Eric Costello氏(共同設立者およびClient Lead)、Cal Henderson氏(共同設立者およびVP Engineering)、Serguei Mourachov氏(共同設立者およびServer Lead)、Diogenes Brito氏(デザイン)等。
■最近の資金調達状況
2009年1月、Jeff Weiner氏をはじめMarc Andreessen氏、Bradley Horowitz氏、Rob Solomon氏、Accel Partnersといったシリコンバレー有数の投資家、投資機関より150万ドルのシード資金を受けた。今年の4月27日に完了した最新のラウンドCでは同じくAndreessen Horowitz氏、Accel Partners、The Social+Capitalも参加する形で4280万ドルを調達。現在までの調達資金は、総額にして6000万ドルを超える。
■事業および技術概要
設立者は、2004年にFlickrを起ち上げ、翌年、Yahooに3500万ドルで売却を果たした Stewart Butterfield氏。同社では、ビジネス向けSaaS型のメッセージングおよび検索プラットフォームを開発している。企業においては依然、メールや文書共有、IMなど多様な媒体を通じたコミュニケーションが主流だが、これは、社員の生産性を低下させる要因のひとつでもある。同社技術の導入企業では、いずれの社員もが一元管理された環境で複数のタスクに携わると同時に、業務に必要な検索も簡単に実行することができる。Android、iOS、デスクトップの全てで動作可能なクロスプラットフォームである点が主な特長とされる。Slackの正式的なサービス提供開始は2014年2月。YammerやConvo等を主要な競合としながらも、開始から数週間以内で一日当たりのユーザ数が1万人に到達し、一週間に処理されるメッセージは200万件を超えた。現在では、一日当たりのユーザ数が6万人、一週間の処理メッセージは1000万件に上り、急速な勢いで成長を見せている。これに伴い顧客ベースも着実に拡大を図っており、AOLをはじめPayPal、Quora、Adobe等に代表される大手企業でも利用されている。有料のユーザ数は15万人に達している。本来、「TinySpeck」と呼ばれる大規模な仮想オンラインゲームとして展開したが、同社の開発チームにもっと幅広い用途と可能性を見出し、現在の製品へと転換を図った。
■技術の分野:エンタープライズソフト
■ステータス:未公開企業
■設立年:2009年
■社員数:75名(2014年8月現在)
■所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ市
■URL:https://slack.com/
■主な経営陣
Stewart Butterfield氏(共同設立者および社長)、Eric Costello氏(共同設立者およびClient Lead)、Cal Henderson氏(共同設立者およびVP Engineering)、Serguei Mourachov氏(共同設立者およびServer Lead)、Diogenes Brito氏(デザイン)等。
■最近の資金調達状況
2009年1月、Jeff Weiner氏をはじめMarc Andreessen氏、Bradley Horowitz氏、Rob Solomon氏、Accel Partnersといったシリコンバレー有数の投資家、投資機関より150万ドルのシード資金を受けた。今年の4月27日に完了した最新のラウンドCでは同じくAndreessen Horowitz氏、Accel Partners、The Social+Capitalも参加する形で4280万ドルを調達。現在までの調達資金は、総額にして6000万ドルを超える。
■事業および技術概要
設立者は、2004年にFlickrを起ち上げ、翌年、Yahooに3500万ドルで売却を果たした Stewart Butterfield氏。同社では、ビジネス向けSaaS型のメッセージングおよび検索プラットフォームを開発している。企業においては依然、メールや文書共有、IMなど多様な媒体を通じたコミュニケーションが主流だが、これは、社員の生産性を低下させる要因のひとつでもある。同社技術の導入企業では、いずれの社員もが一元管理された環境で複数のタスクに携わると同時に、業務に必要な検索も簡単に実行することができる。Android、iOS、デスクトップの全てで動作可能なクロスプラットフォームである点が主な特長とされる。Slackの正式的なサービス提供開始は2014年2月。YammerやConvo等を主要な競合としながらも、開始から数週間以内で一日当たりのユーザ数が1万人に到達し、一週間に処理されるメッセージは200万件を超えた。現在では、一日当たりのユーザ数が6万人、一週間の処理メッセージは1000万件に上り、急速な勢いで成長を見せている。これに伴い顧客ベースも着実に拡大を図っており、AOLをはじめPayPal、Quora、Adobe等に代表される大手企業でも利用されている。有料のユーザ数は15万人に達している。本来、「TinySpeck」と呼ばれる大規模な仮想オンラインゲームとして展開したが、同社の開発チームにもっと幅広い用途と可能性を見出し、現在の製品へと転換を図った。
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