IFTTT
by Kanabo Consulting Inc. on January 20th, 2015

IFTTT (アイエフ・ティー・ティー・ティー、またはイフト)
■技術の分野:プロダクティビティソフト
■ステータス:未公開企業
■設立年:2010年12月
■社員数:10名(2015年1月現在)
■所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ市
■URL:https://ifttt.com
■主な経営陣
Linden Tibbets氏(共同設立者および代表)、Alexander Tibbets氏(共同設立者)、Devin Foley氏、Leor Stern氏、Anthony Accomazzo氏、Brett van Zuiden氏
■最近の資金調達状況
2012年1月、betaworksをはじめFLOODGATE、BoxGroup、Lerer Hippeau Ventures、SV Angel、Founder Collective等の投資家から150万ドルのシード資金を調達。同年12月にはNew Enterprise Associates、同じくLerer Hippeau Ventures、Andreessen Horowitzより700万ドルの出資を受けた。また、2014年8月に完了した最新のラウンド(シリーズB)では、Andreessen Horowitz、Norwest Venture Partnersより、今までで最も多額の3000万ドルを確保した。
■事業および技術概要
社名のIFTTTは、同社製品そのものを描写した「If This Then That」の頭文字を並べたもの。個人で作成した、あるいは一般共有されているプロフィール(「レシピ」と呼ばれる)を利用して、FacebookやDropboxなど多様なウェブサービスを相互間で連携させる技術である。IFTTTも同様にウェブサービスとして定義される。例えば「this」の部分は「Foursquareを使ってどこかにチェックインする」というきっかけにより、「that」の部分で「テキストメッセージの送信」という行動に繋がるというように、レシピは、各自が利用するサービスで「きっかけ」と「行動」の条件を組み合わせたものである。現在のところ、FacebookをはじめTwitterやYouTube、Dropboxなど100件を超えるウェブサービスと連携されている。誰にでも理解できるシンプルな概念と利便性の高さを背景に、毎日1500万件ものレシピが利用されているが、その数は日ごとに増加している。同社によると、複数のアカウントをIFTTTサービスに連携したいユーザを対象に有料版の展開も予定している。具体的な利用シーンとしては、社内のソーシャルメディアを管理する担当者では、複数のTwitterアカウントをIFTTTに連携させ、各アカウントによって異なるレシピを設定することが可能になる。
■将来における「モノのインターネット」とIFTTTとの連結
技術産業におけるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)では、家電大手のPhilipsやSmartThings等の企業各社が、電球やドアロック、クロックポットなどWi-Fi接続の多様な製品開発に乗り出している。利用者では、外出先から自宅内の様子を監視したり、家電等の各種機器の制御が可能になる。
これにIFTTTを連結させれば、例えば、毎朝、自身が外出する際午前9時にSmartThingsに接続されたドアを施錠する、あるいは、午前6時になったら、部屋の照明をつけ、コーヒーメーカーのスイッチを入れる等のレシピを使って、制御機能を実行することもできる。IFTTTでは、事業開発および設計部門の拡大に注力し、数ヶ月後には、現在の10名から社員数を20名程度に倍増させる方針。これに伴い、Norwest VentureのパートナーであるJosh Goldman氏も取締役会に参画することが予定されている。
■技術の分野:プロダクティビティソフト
■ステータス:未公開企業
■設立年:2010年12月
■社員数:10名(2015年1月現在)
■所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ市
■URL:https://ifttt.com
■主な経営陣
Linden Tibbets氏(共同設立者および代表)、Alexander Tibbets氏(共同設立者)、Devin Foley氏、Leor Stern氏、Anthony Accomazzo氏、Brett van Zuiden氏
■最近の資金調達状況
2012年1月、betaworksをはじめFLOODGATE、BoxGroup、Lerer Hippeau Ventures、SV Angel、Founder Collective等の投資家から150万ドルのシード資金を調達。同年12月にはNew Enterprise Associates、同じくLerer Hippeau Ventures、Andreessen Horowitzより700万ドルの出資を受けた。また、2014年8月に完了した最新のラウンド(シリーズB)では、Andreessen Horowitz、Norwest Venture Partnersより、今までで最も多額の3000万ドルを確保した。
■事業および技術概要
社名のIFTTTは、同社製品そのものを描写した「If This Then That」の頭文字を並べたもの。個人で作成した、あるいは一般共有されているプロフィール(「レシピ」と呼ばれる)を利用して、FacebookやDropboxなど多様なウェブサービスを相互間で連携させる技術である。IFTTTも同様にウェブサービスとして定義される。例えば「this」の部分は「Foursquareを使ってどこかにチェックインする」というきっかけにより、「that」の部分で「テキストメッセージの送信」という行動に繋がるというように、レシピは、各自が利用するサービスで「きっかけ」と「行動」の条件を組み合わせたものである。現在のところ、FacebookをはじめTwitterやYouTube、Dropboxなど100件を超えるウェブサービスと連携されている。誰にでも理解できるシンプルな概念と利便性の高さを背景に、毎日1500万件ものレシピが利用されているが、その数は日ごとに増加している。同社によると、複数のアカウントをIFTTTサービスに連携したいユーザを対象に有料版の展開も予定している。具体的な利用シーンとしては、社内のソーシャルメディアを管理する担当者では、複数のTwitterアカウントをIFTTTに連携させ、各アカウントによって異なるレシピを設定することが可能になる。
■将来における「モノのインターネット」とIFTTTとの連結
技術産業におけるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)では、家電大手のPhilipsやSmartThings等の企業各社が、電球やドアロック、クロックポットなどWi-Fi接続の多様な製品開発に乗り出している。利用者では、外出先から自宅内の様子を監視したり、家電等の各種機器の制御が可能になる。
これにIFTTTを連結させれば、例えば、毎朝、自身が外出する際午前9時にSmartThingsに接続されたドアを施錠する、あるいは、午前6時になったら、部屋の照明をつけ、コーヒーメーカーのスイッチを入れる等のレシピを使って、制御機能を実行することもできる。IFTTTでは、事業開発および設計部門の拡大に注力し、数ヶ月後には、現在の10名から社員数を20名程度に倍増させる方針。これに伴い、Norwest VentureのパートナーであるJosh Goldman氏も取締役会に参画することが予定されている。
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