Duo Security
by Kanabo Consulting Inc. on July 30th, 2018

Duo Security(デュオセキュリティ)
■技術の分野:セキュリティ
■ステータス:未公開企業
■設立年:2010年
■社員数:約600名(2018年1月現在:LinkedIn調べ)
■所在地:Ann Arbor, MI(本社)
■URL:https://duo.com/
■主な経営陣
Dug Song氏(共同設立者およびCEO)、Jonathan Oberheide氏(共同設立者およびCTO)、William Welch氏(プレジデントおよびCOO)、Sydney Carey氏(CFO)、Raffaele Mautone氏(Chief Information Officer)、Ash Devata氏(VP of Products)、Neville Letzerich氏(Chief Marketing Officer)、Paul DiMarzo氏(EVP of Corporate Development)等。
■最近の資金調達状況
2017年10月18日に完了したシリーズDの投資ラウンドはMeritech Capital PartnersとLead Edge Capitalのリードにより7社の投資機関が参加した結果、7,000万ドルを調達。同ラウンドの出資額は同社がこれまでに完了したラウンドの中でも最大であった。同社では、この資金を運用し、Trusted Access/BeyondCorpの領域における技術革新を図ると同時に、海外事業の拡大も視野に入れている。現在までの調達総額は1億2,150万ドルに達している。
■事業および技術概要
企業・組織におけるセキュリティブリーチを防御するよう、クラウドを利用した一連のTrusted Access製品を開発。AWSやCisco SSL VPNなど多様なアプリケーションに対し、2段階認証が利用可能なサービスとして世界規模で展開されている。携帯電話やPCなど幅広い機器からのアクセスに対応。同社の2段階認証のプロセス例を挙げると、先ずウェブサイトのユーザが自身のアカウントにログインを行い、サービスへのサインアップオプションを受け入れる。サイトの訪問時にユーザー名とパスワードを入力すると、Duoがこのアカウントと連携されたスマホや他の機器にメッセージを送信する。これに対する返信によってユーザIDが確認されるといった仕組みである。2010年の設立以来、パナソニック、トヨタ自動車、Pixar、ミシガン大学、Dresser-Rand、Etsy、Facebook、K-Swiss、Random House、Yelp、Zillow、 Paramount Picturesをはじめとする多産業に渡り世界100ヶ国以上1万件余りの顧客ベースを獲得している。同社サービスは最大10ユーザまで無償、法人や大企業向けの有償プランもある。2段階認証によるDuoのシステムは、ウェブサイトの他VPNや各種クラウドサービスにも統合が可能。大手のところではVMWare、Microsoft、Workday等と技術統合において提携関係にある。
■Duoにおける有望性
先に述べた通り、約1年前に完了したシリーズDでは7000万ドルに上る出資に加え、戦略提携としてWorkdayとの関係構築を果たしたことも同社にとって大きな成果となった。同社に関しては、様々な側面でその急成長ぶりが伺える。
同社サービスでは、月間にして3億件を超える認証を実行しており、ユーザが仕事で使用するスマホ、PC、Mac等を合わせ800万台以上の機器に対応。2017年における年間経常収益は1億ドルを遥かに上回るものであった。これと並行し、雇用者数も急増。2016年では200名であったが、今年1月現在では約600名を抱えるほど規模へと拡大を図った。特に、上に挙げた大手企業との提携関係は、今後もDuoの成長と海外市場での事業拡張をさらに促進させる要因である。
■技術の分野:セキュリティ
■ステータス:未公開企業
■設立年:2010年
■社員数:約600名(2018年1月現在:LinkedIn調べ)
■所在地:Ann Arbor, MI(本社)
■URL:https://duo.com/
■主な経営陣
Dug Song氏(共同設立者およびCEO)、Jonathan Oberheide氏(共同設立者およびCTO)、William Welch氏(プレジデントおよびCOO)、Sydney Carey氏(CFO)、Raffaele Mautone氏(Chief Information Officer)、Ash Devata氏(VP of Products)、Neville Letzerich氏(Chief Marketing Officer)、Paul DiMarzo氏(EVP of Corporate Development)等。
■最近の資金調達状況
2017年10月18日に完了したシリーズDの投資ラウンドはMeritech Capital PartnersとLead Edge Capitalのリードにより7社の投資機関が参加した結果、7,000万ドルを調達。同ラウンドの出資額は同社がこれまでに完了したラウンドの中でも最大であった。同社では、この資金を運用し、Trusted Access/BeyondCorpの領域における技術革新を図ると同時に、海外事業の拡大も視野に入れている。現在までの調達総額は1億2,150万ドルに達している。
■事業および技術概要
企業・組織におけるセキュリティブリーチを防御するよう、クラウドを利用した一連のTrusted Access製品を開発。AWSやCisco SSL VPNなど多様なアプリケーションに対し、2段階認証が利用可能なサービスとして世界規模で展開されている。携帯電話やPCなど幅広い機器からのアクセスに対応。同社の2段階認証のプロセス例を挙げると、先ずウェブサイトのユーザが自身のアカウントにログインを行い、サービスへのサインアップオプションを受け入れる。サイトの訪問時にユーザー名とパスワードを入力すると、Duoがこのアカウントと連携されたスマホや他の機器にメッセージを送信する。これに対する返信によってユーザIDが確認されるといった仕組みである。2010年の設立以来、パナソニック、トヨタ自動車、Pixar、ミシガン大学、Dresser-Rand、Etsy、Facebook、K-Swiss、Random House、Yelp、Zillow、 Paramount Picturesをはじめとする多産業に渡り世界100ヶ国以上1万件余りの顧客ベースを獲得している。同社サービスは最大10ユーザまで無償、法人や大企業向けの有償プランもある。2段階認証によるDuoのシステムは、ウェブサイトの他VPNや各種クラウドサービスにも統合が可能。大手のところではVMWare、Microsoft、Workday等と技術統合において提携関係にある。
■Duoにおける有望性
先に述べた通り、約1年前に完了したシリーズDでは7000万ドルに上る出資に加え、戦略提携としてWorkdayとの関係構築を果たしたことも同社にとって大きな成果となった。同社に関しては、様々な側面でその急成長ぶりが伺える。
同社サービスでは、月間にして3億件を超える認証を実行しており、ユーザが仕事で使用するスマホ、PC、Mac等を合わせ800万台以上の機器に対応。2017年における年間経常収益は1億ドルを遥かに上回るものであった。これと並行し、雇用者数も急増。2016年では200名であったが、今年1月現在では約600名を抱えるほど規模へと拡大を図った。特に、上に挙げた大手企業との提携関係は、今後もDuoの成長と海外市場での事業拡張をさらに促進させる要因である。
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