PagerDuty
by Kanabo Consulting Inc. on October 23rd, 2018

PagerDuty(ページャーデューティ)
■技術の分野:クラウドコンピューティング
■ステータス:未公開企業
■設立年:2009年
■社員数:世界全体で450名強(2018年10月現在:LinkedIn調べ)
■所在地:600 Townsend St.,#200 San Francisco, CA 94103
■URL:http://www.pagerduty.com/
■主な経営陣
Alex Solomon氏(CTOおよび共同設立者)、Jennifer Tejada氏(CEO)、Howard Wilson氏(CFO)、Jukka Alanen氏(SVP, Business Development & Corporate Strategy)、Tim Armandpour氏(SVP of Product Development)、Steven Chung氏(SVP of Worldwide Sales and Services)他。CEOのTejada氏、共同設立者であるSolomon氏の両名は「Entrepreneur Of The Year® 2018 Award in Northern California」の最終選考に残った人物である。
■最近の資金調達状況
T. Rowe Price AssociatesおよびWellington ManagementがリードしたシリーズDの投資ラウンド(2018年9月に完了)ではAccel、Andreessen Horowitz、Bessemer Venture Partnersも参加する形で900万ドルを調達。その結果、同社における調達資金の総額は1億7300万ドルを数え、評価額は13億ドルに達した。
■事業および技術概要
異種の監視ツールが発信するアラートを一括集約・管理するインシデント管理ソリューションを開発。PagerDutyのプラットフォームでは、合わせて9年間分にも及ぶコンピュータと人間の応答によるデータに基づき、世界規模で使用される300以上の監視ツール、チケット発行ツール、アプリから集約したデジタル信号を解析している。その代表的なものにはSlack、AppDynamics、New Relic、Amazon CloudWatch、Zendesk、ServiceNow等がある。人間の応答様式に関しては、これらの信号にAIを適用させ、組織内の部署を管理する他、ワークフローの自動化を図っている。同社プラットフォームでは、インシデントがいつ、どのような形で発生するかを予測するため、それぞれの部署ではそれを想定して事前に対策を講じたり、深刻な問題発生を回避することができる。
具体的には、集約した複数のアラートを適任者に通知した後、一定の時間内に確認がなされなかった場合は、指定の順番に従って他者に通知が送られる。通知手段は、閾値で区別されたインシデントの重要度に応じて設定できる。監視ツールに関しては、200種類の連携に対応。単独のインシデントに関して発信された多数のアラートは、受信者が混乱しないようグループ別に整理し、制御することもできる。利用者にとってのメリットは、部署内の全員がPCや携帯端末を使い、ダッシュボードでインシデント状況を可視化できる点、インシデント対応後には報告作成が行われるため、将来の障害発生時に役立てれる点等が挙げられる。
■同社における有望性
サンフランシスコ市内に本社を構え、シアトルの他、トロント、ロンドン、シドニーにも海外拠点を持っている。世界全体で1万件以上の顧客ベースを抱え、2018年初頭には年次経常利益が1億ドルを超えたと公表。好調な経営状態を見せている。また、Forb誌がBessemer Venture PartnersおよびSalesforce Venturesとの共同選出する「Forbes 2018 Cloud 100」では、世界のクラウドベンチャー企業の中で3年連続上位20社にランク入りするなど、経営手腕は然ることながら、同社に関してはその技術力にも定評がある。
■技術の分野:クラウドコンピューティング
■ステータス:未公開企業
■設立年:2009年
■社員数:世界全体で450名強(2018年10月現在:LinkedIn調べ)
■所在地:600 Townsend St.,#200 San Francisco, CA 94103
■URL:http://www.pagerduty.com/
■主な経営陣
Alex Solomon氏(CTOおよび共同設立者)、Jennifer Tejada氏(CEO)、Howard Wilson氏(CFO)、Jukka Alanen氏(SVP, Business Development & Corporate Strategy)、Tim Armandpour氏(SVP of Product Development)、Steven Chung氏(SVP of Worldwide Sales and Services)他。CEOのTejada氏、共同設立者であるSolomon氏の両名は「Entrepreneur Of The Year® 2018 Award in Northern California」の最終選考に残った人物である。
■最近の資金調達状況
T. Rowe Price AssociatesおよびWellington ManagementがリードしたシリーズDの投資ラウンド(2018年9月に完了)ではAccel、Andreessen Horowitz、Bessemer Venture Partnersも参加する形で900万ドルを調達。その結果、同社における調達資金の総額は1億7300万ドルを数え、評価額は13億ドルに達した。
■事業および技術概要
異種の監視ツールが発信するアラートを一括集約・管理するインシデント管理ソリューションを開発。PagerDutyのプラットフォームでは、合わせて9年間分にも及ぶコンピュータと人間の応答によるデータに基づき、世界規模で使用される300以上の監視ツール、チケット発行ツール、アプリから集約したデジタル信号を解析している。その代表的なものにはSlack、AppDynamics、New Relic、Amazon CloudWatch、Zendesk、ServiceNow等がある。人間の応答様式に関しては、これらの信号にAIを適用させ、組織内の部署を管理する他、ワークフローの自動化を図っている。同社プラットフォームでは、インシデントがいつ、どのような形で発生するかを予測するため、それぞれの部署ではそれを想定して事前に対策を講じたり、深刻な問題発生を回避することができる。
具体的には、集約した複数のアラートを適任者に通知した後、一定の時間内に確認がなされなかった場合は、指定の順番に従って他者に通知が送られる。通知手段は、閾値で区別されたインシデントの重要度に応じて設定できる。監視ツールに関しては、200種類の連携に対応。単独のインシデントに関して発信された多数のアラートは、受信者が混乱しないようグループ別に整理し、制御することもできる。利用者にとってのメリットは、部署内の全員がPCや携帯端末を使い、ダッシュボードでインシデント状況を可視化できる点、インシデント対応後には報告作成が行われるため、将来の障害発生時に役立てれる点等が挙げられる。
■同社における有望性
サンフランシスコ市内に本社を構え、シアトルの他、トロント、ロンドン、シドニーにも海外拠点を持っている。世界全体で1万件以上の顧客ベースを抱え、2018年初頭には年次経常利益が1億ドルを超えたと公表。好調な経営状態を見せている。また、Forb誌がBessemer Venture PartnersおよびSalesforce Venturesとの共同選出する「Forbes 2018 Cloud 100」では、世界のクラウドベンチャー企業の中で3年連続上位20社にランク入りするなど、経営手腕は然ることながら、同社に関してはその技術力にも定評がある。
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